詳しい経緯を読む当時の成果、進め方と判断基準、AIでの再現
実績(当時の成果)
上場の建設テックSaaS企業では、大きな戦略の転換に向けて、ワールドカフェ形式の研修を行いました。現場のメンバーが、普段からうすうす感じていた課題や、うまくいったやり方を言葉にし、テーブルを移りながら互いの経験を掛け合わせました。机上の議論ではなく現場の言葉から、組織の共通言語と、戦略を進める土台をつくりました。対話の中で、議論をまとめ、周りを動かせる人が見えてきました。この研修は、マネージャー候補の複数名の発掘にもつながっています。
型(進め方・判断基準)
- 戦略の転換に合わせて、目的と各回の問いを決める。問いは、商談で困った場面、顧客の課題と提案、自社が選ばれる理由、買われなかった理由のように、実務に直結するものにする
- テーブルごとに進行役を置き、事前に進め方を説明する。進行役は自分の答えも出しつつ、全員の答えを引き出す
- 1回の対話を数ラウンドに分け、ラウンドごとに各テーブルから1人ずつ移動する。移った人が前のテーブルの話を共有してから、次の問いに入る
- 出た意見は、誰の発言かとあわせて記録し、Q&A資料にまとめる。誤った認識が残らないよう、マネージャーが確認する
- 3回ほどの構成にし、次の回までに実践して振り返る。最後に、気づきと解決しなかった問いを整理し、戦略や型づくりにつなげる
判断基準:マネージャーは議論に加わらず巡回にとどめ、同じテーブルに2人以上を置かない。否定しない、全員が話す、結論を急がない。盛り上がったかではなく、次の商談で何を試すかを各自が決めたかで成否を見る。
AI再現(今ならこう再現し、社内に残す)
当時は、対話の記録や資料づくりを、運営が手作業でまとめていました。今は、テーブルごとの録音をAIが文字に起こし、発言者つきの記録とQ&A資料の下書きを短い時間でつくれます。アンケートの自由記述もAIが分類し、次の回の問いの候補を出します。現場から出た言葉は、AIが戦略フォーマットや営業の型の下書きにつなげます。対話の成果が記録として社内に残り、次の研修や新しいメンバーの育成に使えます。


